『キャンプで食中毒にならない方法 5選』管理栄養士キャンパーが教える!!
『キャンプで食中毒にならない方法』
こんばんは。
明日は大雨が予報ですね(泣)
雨は嫌いです....。
キャンプに行けないのもありますが
気が重たい(笑)
ただ花粉が収まるのは嬉しい。
最近お昼はかなり暖かくなりましたよね。
キャンプもかなりやり易い気温帯。
しかし、暖かくなると心配なるのが
『食中毒』
キャンプで『食中毒』になってしまい
腹痛や嘔吐、下痢で全く楽しめなかった.....。
なんてことは勘弁ですよね。
そこで
今回は現役『管理栄養士』である私が
教えるキャンプで『食中毒にならない方法』
をお伝えします。
ただし100%食中毒を防ぐのは
キャンプに限らず、日常生活でも
『不可能』です。
『限りなくゼロ』にすることは可能なので
その点をお伝えしていければと思います。
それでは行きます( ´ ▽ ` )
この記事の目次
⑴ 鮮度の良いものを選ぶ
必須条件です。
キャンプに行くときはなるべく
鮮度の良いものを選ぶようにしましょう。
『クーラーボックスがあるから大丈夫』
と思っている方。
大きな間違いです。
確かに『YETI』など保冷力が非常に高い
クーラーボックスは存在します。
しかし開け閉めが多ければ
その保冷力は担保されないのです。
『食材』の痛みは食中毒に直結します。
プラスで単純に美味しくないですしね(笑)
しっかりと鮮度の良いものを見極める
ように心がけましょう( ´ ▽ ` )
⑵ 生肉の未加熱を避ける
食中毒の原因といえばコレですよね。
未加熱の肉を摂取することによる
食中毒ですね。
大抵の食中毒原因細菌は中心温度で
『75℃で60秒以上加熱 』することで
死滅します。
ノロウイルス(2枚貝)だけは
『85℃〜90℃で90秒以上加熱』する
ことで死滅します。
ノロウイルスの方が死滅しにくいんですね。
食中毒回避のために
是非中心温度を測るようにしていただきたい。
私も中心温度計を使っています。
1000円程度。
この値段で食中毒を防げるなら
安いのかなあと....。
ローストビーフなどを作るときも
中心温度計を利用すれば
『ミス無く』作ることもできるので
一石二鳥かと思います。
ちなみに中心温度は『52℃』の時点で
火入れを止めています。
⑶ 食事前には手洗いを
手洗いは小まめにしましょう。
生肉を触った人が別の箇所に触れ
それをまた別の人が触る。
こんな感じで『食中毒』になります。
私は生肉に触れるときは
必ずゴム手袋を着用します。
そのほうが確実で安心ですね( ^∀^)
値段もお手頃。
キャンプでお酒も飲んで、いい感じに
酔っていても食事前の手洗いだけは
必ず行くようにしましょう( ^∀^)
⑷ 出来上がった料理は早めに食べよう
出来上がった料理は早めに食べるべきです。
理由は
『10℃〜60℃』の温度帯は
細菌の『至適発育温度帯』とも言われています。
細菌がもっとも増殖する温度帯なのです。
折角加熱調理して少なくなった菌も
増殖してしまったら
元も子もないですよね....。
そのため
『温かいものは温かいうちに』
『冷たいものは冷たいうちに』
なるべく早く食べきることを
お勧めします。
⑸ 手を怪我している人は調理しない
手の傷口は細菌の増殖現場になります。
原因菌は『黄色ブドウ球菌』です。
こいつは人の化膿箇所つまり傷口で
増殖するのです。
今の季節だと指先のパックり割れとかも
かなりやばいです。
怪我している人は調理を避けましょう( ^∀^)
まとめ
今年のキャンプは『食中毒ゼロ』を
目標に衛生的にキャンプライフを楽しみましょう( ^∀^)
最後までご観覧ありがとうございました!